先月から、友人に勧められて英語の本の多読をしています。
SSS式の多読
ポイントは
1. 辞書は引かない
2. 分からないところは飛ばして前へ進む
3. つまらなくなったら止める
「楽に読めるレベルの本をどんどん読む」という方針なので
読むのはPenguin Readersという薄っぺらいシリーズの本や
ネイティブの小学校低学年の子が読む児童書を読んでいます。
レベル2~3くらい。
児童書は突っ込みどころ満載な内容のものが多いのはどの言語でも同じだと思うのですが、
今まで読んだ中で一番ぶっ飛んだ内容だったのがこの「Amelia bedelia and the surprise shower」
主人公のアメリアは複数の意味を持つ動詞があることを知らず、
とんでもない失敗をいろいろとやらかします。
prune(余分な枝を切り落とす、木を刈り込む)を果物のプルーンだと思って
生垣にプルーンを刺したり…
ice fish(魚を冷やせ)と言われて生魚にアイシングを施したり・・・
(しかもそれを後でお客さんが食べる!)
wedding shower(結婚が間近な女性をその友人・親類等が祝うパーティ)をすると聞いて主役にホースで水をかけたり。
当然雇い主やパーティの出席者たちは激怒するのですが、
最後なぜかみんなが笑いだして場が和やかになります。
いやいやいや。
児童書とはいえ、この展開はないでしょ。
こんなメイド即刻解雇だわ。
他にも主人公がやたら自作の歌を歌うのが好きで、
その内容が意味不明だったりするものもあって(擬音語・擬態語が多くてわかりにくい)、
児童書だからといって油断できません。
最近は安心して読める「YoungCamJansen」シリーズに落ち着いています。
映像記憶をもつ女の子がいろいろな謎を解決していくシリーズ。
一文が短くて読みやすいし、会話文が多くて勉強になります。
中学生の副読本にもよさそう。
コメント