駐在を終えて日本に帰国するにあたり、一番時間がかかったのはうめに関する手続きでした。
日本の検疫、アメリカの獣医さん、USDA(アメリカの検疫)、航空会社(ANA)とそれぞれやり取りする中、それぞれの意見が食い違い「何が正しいんだ!」となることもしばしば。
そんな中で参考になったのが、犬・猫などペットを連れてアメリカから帰国された方のブログです。
(犬と猫は必要な書類や手続きがほぼ同じ)
今回の私たちの経験も今後どなたかの役に立つかもしれないと思い、覚えている範囲で記録しておくことにしました。
今後、猫を連れてアメリカから日本へ帰国する方の参考になれば嬉しいです。
今回の記事は"APHIS form 7001"についてです。
APHIS form 7001の別名はAn Official Small Animal Health Certificate。
USDAのホームページには「健康診断証明書としてFormCの代わりにform 7001を使ってもよい」と書かれています。
なので、FormCを使うと決めていた私たちは、form7001は自分たちには関係ない書類だと思っていました。
しかし、
獣医さん「ペットを飛行機に乗せるためにはこれが必要」
USDA「formA,Cと一緒に持ってこい」
と言うではありませんか。
というわけで、獣医さんに発行してもらうことになりました。
以下の写真がform 7001です。
青枠部分を獣医さんに書いてもらい、赤枠部分は自分たちで書きました。
獣医さんが「飛行機に乗せるために必要」と言ったのが気になり、ANAのコールセンターに電話して確認してみることにしました。
すると「そのような書類が必要とは聞いたことがありません」との返答。
ANAではペットの搭乗の際に必要なのは同意書のみということでした。(実際そうでした)
また、USDAに裏書きを貰いに行った際、form 7001を提出したところ
「これは飛行機に乗るときに必要だけど、今は出さなくてもいいよ」とのこと。
メールに持って来いって書いてあったのに。いらんのかい!
というわけで、用意はしたものの使わないまま終わったform 7001でした。
出国する州やペットを乗せる航空会社によって違うのかもしれませんね。
ワシントン州からANAで出国する際には必要ありませんでした。
今日のうめ。
窓を開けると飽きずに外を眺めています。
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